フェブリク錠10【痛風・高尿酸血漿】100錠
フェブリク錠10【痛風・高尿酸血漿】100錠
主成分
・フェブキソスタット(Febuxostat)
剤形
・白色~うすい黄色の錠剤、直径約7mm、厚さ約3mm
作用・効果
・体内で尿酸を作る酵素の働きを抑え、血液中の尿酸の量を低下させます。
・通常、痛風や高尿酸血症の治療に用いられます。
注意が必要な方
・以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。
・妊娠または授乳中
・他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。
用法・用量
・通常、成人は1日1回主成分として10mgから服用を始め、血中尿酸値を測定してもらいながら、2週間以降に1日1回20mg、6週間以降に維持量として1日1回40mgなど、必要に応じて徐々に増量されます。状態により適宜増減されますが最大服用量は1日1回60mgです。
通常、小児は体重に応じた量で1日1回服用します。体重40mg未満:通常、1日5mgから服用を始め、血中尿酸値を測定してもらいながら、必要に応じで徐々に増量されます。維持量は1日1回20mgで、最大服用量は、1日1回30mgです。体重40mg以上:通常。1日10mgから服用を始め、血中尿酸値を測定してもらいながら、必要に応じて徐々に増量されます。維持量は1日1回40mgで、最大服用量は、1日1回60mgです。
本剤は、1錠中に主成分を10mg含有します。必ず指示された服用方法に従ってください。
・この薬を服用中に痛風発作(痛み)が起こっても、自分の判断で勝手に薬の量をかえたり、中止したりしないで医師に相談してください。
・飲み忘れた場合は、気がついた時、できるだけ早く1回分を飲んでください。ただし、次の通常飲む時間が近い場合は1回飛ばして、次の通常の服用時間に1回分を飲んでください。2回分を一度に飲んではいけません。
・誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。
・医師の指示なしに、飲むのを止めないでください。
生活上の注意
・肝機能障害があらわれることがあるので、定期的に検査を受けてください。
・服用前に痛風発作があらわれた場合は、症状がおさまるまで薬を飲まないでください。
・服用中に痛風発作があらわれた場合は、そのまま薬を続けて飲んで、医師に伝えてください。
副作用
主な副作用として、痛風関節炎、関節痛、四肢不快感、四肢痛、下痢、倦怠感などが報告されています。
このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。
まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。
・全身がだるい、食欲がない、皮膚や白目が黄色くなる[肝機能障害]
・全身の皮疹や発疹[過敏症]
以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。
保管方法
・乳幼児、小児の手の届かないところで、直射日光、湿気を避けて室温(1~30℃)で保管してください。
・薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。廃棄方法がわからない場合は受け取った薬局や医療機関に相談してください。他の人に渡さないでください。